な〜るほどっ、T○SHIBA

今日は日立製作所セミナー「日立なるほどセミナー」に行ってきた。
皆さんご存知、
「この木何の木?」「木ですから!」
の日立である。


日立というと、液晶テレビとか、洗濯機を思い浮かべる人も多かろうが
そういった家電の類、実は日立系列の別会社のもの。


日立製作所は、完全にBtoB


見えない所で、社会を支えてます。
いや、けっこう見えてるな。
うちのガッコのエレベーター、日立だし。


日立の特徴を一言で言うなら、
「オールラウンド」
裾野が広く、何でもできるのが、日立のウリ。
オファーがあれば、大抵のものは応えられるよ、と言う。
ただし、
「『安くてそれなりのもの』は作れないです」
と日立の方。


ちまちま稼ぐのではなく、腰をすえて、でっかいもの作って稼ぐ。
それが、日立のこだわりのようだ。
それと関係してか、日立の社風は、


「おっとり、のんびり、そして真面目」


だそうだ。
のんびりは、茨城出身のせいもあるかも、と社員さんは言う。
ただし、
のんびりだが、やると決めたら、トコトンやる。
「お見合いをするなら、日立の方を全力で薦めたい」
と、自画自賛するほどの実直さがあるという。
クウォリティこだわりすぎて、持ち出し(赤字)になることもままあるらしい。
それでも、最後までやる。利益よりそっちが大事、と。


そこが日立のいい所でもあり、時には弱点でもあり?


大きい会社だからそういうコトができる、というのもあろうが。
それでもちゃんと利益を出しているのだから、すごいものだ。


最後に少しトリビア
セミナー参加者にペットボトルの飲み物が供されたのだが


それが全部、SAPPORO。


なのである。
なぜ、サッポロなのか。
理由ははっきりとしないが、有力な仮説がひとつ。


芙蓉グループ


安田財閥の解体・再編によりできた企業グループ、だそうだ。
その中に、日立とサッポロは含まれる。
グループといっても、身内というよりは、単なるお得意様のような状態で
〝ドライで合理的な”つながりなのだという。


のどは潤ったが
何となく気分はドライである。
……ごめんウソ。ちょっとカッコつけてみただけ。

「マイマイ新子」の原作者サイン会と、「ふるさとの空気」

マイマイ新子」の映画上映を記念して
原作者である高樹のぶ子先生のサイン会が開かれるというので
新宿は紀伊国屋書店に行ってきました。

そしたらさ、お客さんの大半が


ロマンスグレーのおじさま


じゃあないですか。
およそ8割以上の方が高樹のぶ子先生本人目当てのようです(当たり前だけど)
マイマイ新子」の看板に釣られてノコノコとついて行った
にわかファンの俺涙目。


しかしながらその中に一人、
明らかに年代が低すぎるお客さんがいるのです。
母親に連れられた、小学校中〜高学年くらいの男の子。
当然ながら、先生の目に留まりました。


高樹女史「ボク、いくつですか?」
男の子「10歳です」
高樹女史「おー。この子はいい子に育ちますよ!」


「「「ハハハハハ」」」


アメリカンホームコメディのような「観客爆笑」を
ロマンスグレーのおじさま方がこれでもかと入れてくれるため
30人にも満たない会が、異常に盛り上がっています。


高樹女史「お母さんが読んでるの?」
男の子「塾の、SAPIXにこの本が置いてあって、
    面白そうで、詳しく読んでみたいと思って
    お母さんに頼んで買ってもらいました」
高樹女史「あら、うれしいですねえ。……お友達にも薦めてね♪」


「「「ハハハハハ」」」


たいへんよく出来たお子さんです。
仕込みなんじゃないかと思っちゃいましたよ。
……ってゆーかそのSAPIXって塾


こないだ就活のセミナーで行ってきましたよ!


何というタイムリーなツーベース。
SAPIXさんは就活生向けに模擬面接セミナー、というのをやっていて
無料で模擬面接&フィードバックをしてくれるんですよ。
しかもその面接、塾の方だけでなく、
自分以外の参加者全員が採点する役になるので
すんごい緊張するの。
でも、とてもいい経験になりますよ。度胸つきます。
教鞭を執っているだけあって、的確なアドバイスをしてくれますし。


しかし「マイマイ新子」を生徒に薦めるとは、
SAPIXさん、分かってらっしゃる。

あれ、でも薦めてるのは本の方で、映画ではないのかな?
映画も薦めてるんだよね、たぶん。
というか


サイン会参加者にも映画を見てない方がけっこういた……


みんな! 映画も見てあげて!!
原作とはだいぶかけ離れちゃってるけど(ぉ


追記。
サイン会では(当然ながら)映画の話にもなって、
イマイチヒットしてないですよねー、なんて話している途中
おや、と思う一言がありました。


映画の話の途中で、突然先生がインドに行ってきた話しになりまして。

インドはすごくダスティー
カメラのレンズがジャリジャリになって
コンタクトをしようものなら傷だらけになってしまって
などなどいかにインドの空気が汚れているか、ひとしきり話した後で


「そこで思わず目を閉じて、ふるさとの空気を思い出して……」


と、感慨深げに語るのです。


ふるさとの、空気。


これはたぶん高樹先生が、本作を書く中で最も思いを込めた部分のひとつ。
そして、
映画においても、一番大事にされている部分。


徹底した現地取材、
画面の描写・描き込み、
方言・台詞回し
主題歌・BGM・効果音に至るまで


その現場の、その当時の、その人たちが直に感じたであろう空気を
ややもすると過剰なまでに伝えようとしてくれる。


内容や話の流れはだいぶアレンジされているけど
あの「空気」だけはたぶん、限りなく忠実なんだと思う。
総合的な「空気」が魅力。
「よく分からないけど惹かれる」「魅力を上手く説明できない」
と、映画を見た多くの人が言っているんだけど
その理由はこの「空気」のせいかもしれない。

ぼっくらっのくっらぶっのリーダーは〜♪

MIKI HOUSE, MIKI HOUSE, ミキ・ミキハウス


というわけで、ミキハウスセミナー兼OB・OG訪問会に行ってきました。
いつもは企業のセミナーとか行くときは
リクナビとか企業の採用ページから応募するんだけど
ここのセミナーは向こうから電話でお誘いが来ました。
なかなかアグレッシブですね。
そこそこ有名企業で、しかも今は買い手市場だというのに。


ミキハウスは子ども服で有名ですが
それ以外でも子ども関連の有形商品を割りと何でも扱ってるようです。
かばん、ベッド、おもちゃ、絵本、ベビーカー等々


まとめると、子ども関連の商品でワンストップな店を目指しているらしい。
そのうち幼稚園(保育園)や産婦人科が(に)併設されるかもね。



んで、ミキハウスの特徴を社員のある人がこう言ってた。


「アナログな会社」


これには良い意味、悪い意味の2種類があります。
良い意味は、現場を第一に考えていて、
内勤の人でも積極的に現場を訪れ、それを業務に生かそうとしていること。
悪い意味は若干、体育会系な雰囲気があるところ
(一概に悪いとも言い切れないけど)
集めた人が偶々そうだったのかもしれないけど、
社員さんたちが必要以上にハツラツとしてるんですよ。
大阪の会社だから、っていうのもあるのかな。
若い会社だから、ってのもあるかもね。まだ定年がゼロだし。
とりあえず、人当たりが良くて商売上手な感じは伝わってきた。


あ、重要なことを言い忘れてた。
12月13日の日記に友人のM君のことを「ヒマジン」と書いたんだけど、


今日、本人から苦情が来た。


私が(勝手に)思っていたよりヒマじゃないらしい。
どれくらいヒマじゃないかというと
朝5時に電車に乗って栃木とかに行って
雪が降りしきる中で虫を採取して(実験用)
指導教官には最近、子どもが生まれて
その子の誕生日が稲川淳二と同じで
しかもM君と誕生日が近いので教官は大変ご不満だそうだ。


その教授さんのお子さんがフツーの子に育つことを
心から願わずにいられない。
身近に悪い見本(?)がいてさ。
私の指導教官の娘さん。
中学生なんだけど、オタクな娘さんで
REB○RNとかにハマってて、
ブログでドリーム小説みたいなの書いてて、
このほどついに、



冬コミに行きたいから同伴してくれ」と言われたらしい。



大変だなあ、ウチの教授も。
しかもウチの教授、「コミケって何?」っていうレベルですよ。
大丈夫なのかな。いきなりそんなとこ連れてかれて。
体育会系なんで、体力的には大丈夫なんだろうけど。


……で、何の話だっけ?
ああ、そうそう。教授にお子さんが生まれて、
普通に育つといいね、と。
で、子ども服を買うときはミキハウスで!
とか言うと綺麗に締まるのかな?


ミキハウスってちょっと高いんだよね……。
質がいいってのは聞いてるんだけど
デフレ不況時代の安月給なパパママには
ちょっと手が出しにくい商品かな、と。
贈答用にはいいんだけどね。

食う、寝る、サンダーす。

王将の筆記が通った。


落とされるとしたら性格診断だろな、と思っていたので
とりあえず一安心。
いちおう人として軸はぶれていないようだ。


あと、どうやら履歴書のサイズは合否に関係ないらしい。


というのも、
実は筆記受けたとき一緒に履歴書も出したんだけどさ
みんなA4の履歴書を出してるのね。
そん中で、



私 だ け B 5 な の よ !



もしかしたら瑣末なことなのかもしれないけど、
非常に、カタミがセマイ思いをしましたね。
だって履歴書の大きさなんて指定ないんだもん。
「履歴書」としか指定が無いし。


でも企業にヤルキとかジョーネツとかをアピールしたいなら
おっきいサイズでいっぱい書き込むのがいいのかもね。
あるいは就職課でそういう指導をしてんのかな。
それとも常識なんでしょうか。


通ったんだから、いいけどさ。


そういえば企業説明会とかセミナーとかで
質問タイムのときに、
「貴重なお話ありがとうございます。"○○大学の××です"」
って自己紹介する子がよくいるんだけど
あれって必要なん? アピールになるのかな?
就職課とかがそうしろって指導してるの?
あるいはみんながしてるから、真似してるだけ?


みんな気にならないのかなあ。自分は気になる。
質問あるならパパッとしようぜ。
なるたけたくさんの人が、質問出来たほうがいいでしょ?
企業の人たちも道楽で時間割いてるワケじゃないんだし。


それはさておき、
今日はケンタッキー・フライドチキンのセミナーを受けてきた。
社長さんがカーネルさんそっくりでワーオ! と思った。
いかん。語彙が貧弱だな。
あともう一つ驚いたのが


ピザハットはケンタッキーと同じ会社のブランド。


知らんかった。
うまいことマルチブランドしてるんだなあ。


そいで最後に、カーネルさんのありがたい言葉を頂いた。


The hard way become easier.
The easy way become harder.


なんとも耳の痛い言葉である。

ニトリのパーソナリてゐ診断教室

今日はニトリのweb試験を受けてきた。
web試験なのに「受けてきた」とは変な話だけど
本当のことだから仕様が無い。
自分とこのパソコンからは上手く繋がらなかったのだ。


結果は……どうだろ。可も無く不可もなく。
計数の問題がむつかし過ぎてにょろーんな感じだったよ。
絵にするとこんな感じ↓


それはそうと、ちょっと面白いことがあってさ。
試験項目の中に性格診断的なプログラムがあったんだけど、
その内容が


王 将 と 全 く 一 緒 だ っ た 。


形式だけじゃなく、内容までほぼ完全一致。
おかげでスラスラ回答できたので、よかったけど。
それにしても、
ニトリ」と「餃子の王将」には何か通じるところがあるのかね。
……どっちも三面ボスだから?(にとり&中国的な意味で)
東方厨乙。


んで、普通は性格診断的なモノは提出してハイ終わり、なんだけど
ニトリの場合は受けた後に「パーソナリティ・フィードバック」と称して
各人の診断結果が事細かに教えてくれる。

さすがは「お、ねだん以上」を標榜するだけのことはある。

試験はタダだけどね。
あ、でも「タダより高いものは無い」とも言うか。
略して「伊能タダ高」。


ちなみに私のパーソナリてゐは
「安定志向乙」
「理屈っぽくてウザいんじゃヴォケ」
「努力が嫌いなんですね、分かります」
みたいなことが、オブラディ・オブラートに包まれて言われてた。
まあ、合ってるちゃあ合ってるね。

というわけで今日の結論


「にとりは可愛い」



(お、ねだん)以上。

「マイマイ新子」に金子みすヾの詩の世界を見た。

今年の漢字が「新」だという情報を耳にして、
今更だが、見てきた。一部で話題の映画、

マイマイ新子と千年の魔法

略して

「すとれぷとマイ新」

……明らかな誤略である。
それは、さておき。
さっそく感想に入りたい所だが、その前にとりあえずこの写真を見てくれ。
映画の中のワンシーンなんだが

「こいつをどう思う?」
「すごく……大き(ry」

いや、私がやりたいのはそんなネタじゃない。
ふたりが食べてる、この草。

こいつは何だ?

気になった人も多いのではないかと思う。
私も気になったので調べた。
見つけた。
その草の名は、


「すかんぽ(=イタドリ)」という。


すかんぽ…………!

私の頭の中で、ソケットが填った。



「金子みすヾ」だ!



「すかんぽ、すかんぽ
みいつけた。
豆の畑の畦道(アゼミチ)に。
 
遠いお里よ、あのころよ、
とうに忘れた、その味よ。」
(金子みすヾ「すかんぽ」より抜粋)


金子みすヾといえば、大正デモクラシーが生んだ、女流詩人の巨星。
奇しくも「マイマイ新子」の舞台と同じ、山口出身である。
そして彼女が描く詩の世界
これがまた、「マイ新」の世界にソコハカと無くマッチするのだ。

子どものような瑞々しい目線で、人と自然を見つめ
温かく、優しく、そして時に少し寂しい世界を描く。
それが金子みすヾの詩作だ。

「白い花びら
刺のなか、
『おうお、痛かろ。』
そよ風が、
駈けてたすけに
行つたらば、
ほろり、ほろりと
散りました。 」
(金子みすヾ「野茨の花」より抜粋)

劇中の白い花は野茨ではないが
「いのち」に対する真摯で優しいまなざしが、似ていると思った。
自由で大胆な発想をする所も。
(原作で重要そうな部分を大幅にカットしたり、逆に軽く済ませている部分をめいっぱい膨らませたり
元の流れにとらわれず、大胆なアレンジを加えている所。
百合百合しい雰囲気をおもっきし押し出している所とか。
※金子みすヾが百合百合しいわけではない)

そういえば、境遇も少し似ている気がする。
生前、金子みすヾの作品は知る人ぞ知る傑作であった。
彼女がその命と共に筆を折って後、その作品たちは長く埋もれていた。
再び注目されたのは、没後50年以上経ってからのことである。

マイマイ新子」も、そうなりかけている気がする。
50年、100年後の人にも見てもらえるのは、大いに結構。
むしろ、頼まなくてもそうなるだろう。
ただ、今の人たちにあまり知られていないのは、実に残念。
是非とも埋もれた名作で終わって欲しくない。


……むう。
どうも「マイマイ新子」の宣伝ではなく、
「金子みすヾ」の宣伝になってしまったきらいがある。


ともかく自分の頭の仲では、
マイ新の世界と金子みすヾの詩の世界が
驚くほどカチッと填ったのだ。
だから私の感想を一言で述べると

マイマイ新子」は金子みすヾの詩の世界だ

である。

正直、全くの直感で、思いつきな意見であるが
マイマイ新子を見て思うところがあった方は、ぜひ金子みすヾの作品に触れてほしい。
何かしら通じるところを感じてもらえる……はず。

負けるな、負けるな、王将さんに負けるな

ほーいほいほいほいほいほい。

ほら、ちゃんと更新してるでしょ?
そんなに威張れることじゃないけど。


昨日は王将フードサービスの筆記試験を受けに行ってきました。
噂の「餃子の王将」さんです。
年内に受けられる貴重な企業の一つなので、練習がてらに。
そうそう、
試験会場ビル(新宿NSビル)のクリスマス装飾が綺麗だったので
撮ってみました。
29階の渡り廊下↓

1階の大広間↓

自分はクリスマスにもバイトですが何か?
………で、
――――コレ以降はしばらく試験の内容(興味ない人は飛ばしてネ♪)――――
試験は二部構成で共にマーク式。
第一部がアタマを見る問題。第二部がココロを見る問題。

第一部の課題は算数、国語、英語。
いずれも制限時間は10分。

①算数は小学生レベルの計算問題。
制限時間が20秒なので時間は厳しいように思えるが
概算できれば選択できるような問題だし
桁さえ分かれば応えられるようなものもいくつか。
時間的には比較的余裕。

②国語は1000字ぐらいの小文を読んで
その後の選択肢の内容が
1:本文の主旨であるか、2:本文で言ってるが主旨ではないか、3:本文で全く触れてないか
の三択で応える問題。
結構難しい。時間も厳しい。私は全部出来なかった。

③英語は30単語くらいの小文を読んで
その後の設問と選択肢から
本文の内容に合うものを選択する問題。
時間的にはちょっと難しいが、多少英語に慣れていればできる。
慌てなければ、大丈夫。10分とか慌てるけど。正直。

第二部は性格診断的な何か。
「負けず嫌いである」「仕事を途中で投げ出さない」
みたいな項目が1問につき4つずつあって
その中から一番当てはまるもの、当てはまらないものを選ぶ。
「自分の願望を押し出したり、嘘をついたりしないでね♪」
「選びにくいものもあるかもしれないけど、あまり悩まずに正直に選んでね♪」
みたいなことを言われる(試験問題に付属の注釈を試験管が棒読みする)が、

就職がかかってんのに気軽に答えられるわけ無いだろ常考
という感じである。

ぶっちゃけ受験生の多くが「企業の求める人材」に合わせてそれっぽい答えをするらしいので
果たしてこの性格診断的何かがどれほど信用できることやら。
自分はあえて正直に答えたけどね。
道徳的な理由ではなく、ひとつの実験として。

合否が判明したら、また連絡しますね。


――――ここまで試験の内容――――


ふう。
そうそう、今日は研究室の飲み会がありました。
みんなで「今の恋人に(あるいは恋人がいたら)生活のどれくらいの割合を割く?」
みたいな話題になってて
「20%」「60%」「5%」
みたいないろんな回答が出ている中で
自分は抜け出してきました。
……え、私?

仮定の話はやめましょうよ。
家庭の話ならしたいですけどね。あれこれ。
3次元の相手がいれば。